よくある質問

Q&A

安全性について

人体や動植物には無害です。数々の安全性証明のエビデンスが揃っています。

CCFLライトから照射される微量の380nmの紫外線は透明カバー表面に塗布している酸化チタンによって吸収されて光触媒に利用します。その為、人体に届く紫外線はほとんどゼロです。直管アイセーブ抗菌CCFLから発する紫外線量は、ライトから10cm離れた場所で9uW/cm2、1m離れると1uW/cm2とごく僅かです。紫外線量は日光の方が1000倍も強い量ですのでご安心ください。ちなみに人体に影響を与える紫外線は、UVA(320~400ナノメートル)、UVB(280~320ナノメートル)、UVC(200~280ナノメートル)です。

本製品は照明なので人が接触しません。また空気中に拡散する活性酸素による影響は、酸化チタンからの距離が離れるほど(10μm→2mm等)に有機物を分解する「非接触酸化反応」は遅くなります。更に酸化チタンと有機物の間に水があると、非接触酸化反応はさらに遅くなり、観測できない程度になります。人間の皮膚や粘膜には水が付着しており、特に皮膚には、ケラチンなどの有機保護層もあります。万一反応種が皮膚などに到達しても、水の層のために反応性が抑えられ、皮膚が特に乾燥していたとしても、ケラチンなどが分解されることにより、反応種は消滅するものと思われます。以上のことから本製品の空間を介した光触媒が起こす活性酸素は人体には全く影響が無いと考えられます。

2013年1月に行なわれた、 【国連環境計画(UNEPUNEPUNEPUNEP)】で、水銀汚染防止に向け 、国際的な水銀規制に関する新条約の条文案が合意されました。この合意で、水銀を使用するランプに関して「ある一定以上の水銀量を有するもの等についての製造、輸出及び輸入を禁止する」となっておりますが、通常の蛍光灯やCCFL管は既に一定量未満を順守しており対象外です。アイセーブCCFLに使われているCCFL(冷陰極管)には微量ながら水銀が含まれていますが、1161mmのCCFLランプに含まれている水銀使用量は3mg以下とごくわずかで従来の蛍光灯に 比べて約70%も削減しており、欧州RoHS指令にも適合します。また水溶性の無機水銀であるため万が一、人体に取り込んでも無害です。

水銀規制に関する新条約の条文案 : 電子ディスプレイ用冷陰極蛍光ランプ(CCFL及びEEFL)
(a) 長さが500 mm以下の小サイズのもので、水銀封入量が3.5 mgを超えるもの
(b) 長さが500 mmを超え1,500 mm以下の中サイズのもので水銀封入量が5 mgを超えるもの
(c) 長さが1,500を超える大サイズのもので、水銀封入量が13 mgを超えるもの

普及型LEDのスペクトル特長は青色LEDに黄色の蛍光体を通すことによりスペクトルを作っています。そのため、普及型白色LEDはブルーライト波長が極めて強いのが特長です。青色光は短波長なので眼内で光が散乱してしまう為、ピントを合わせづらく、これにより物がくっきりと見えにくいと言われます。また、LEDや水銀灯は、瞳孔が嫌うグレア(まぶしさ)が多い光です。グレアによって瞳孔が閉じてしまうことで瞳に入ってくる光量が減少します。このため照度計の数値よりも暗く感じるといった現象が起きます。またブルーライト問題が社会問題になっています。ブルーライトとは、波長が380~495nm(ナノメートル)の青色光のことで、ヒトの目で見ることのできる光=可視光線の中でも、もっとも波長が短く、強いエネルギーを持っており、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達します。 このブルーライトを浴びることで「目への影響」と「全身への影響」があることが研究されています。 目への影響に関して、影響をすぐに受けやすい角膜障害と、蓄積によって出てくる網膜傷害、そして加齢黄斑変性などがあります。 また全身への影響として、メラトニンの分泌を抑えて体内時計(サーカディアンリズム)の乱れからくる様々な生活習慣病をブルーライトが引き起こすと言われています。尚、メーカー各社は今の普及型白色LEDから、自然光型LEDの開発を急いていますが、価格が高くなり、未だ実用に至っていない現状です。

銀は人類が有史以来2000年以上に渡り、抗菌効果を活用してきました。古くは砂漠をラクダでミルクを運ぶ際に銀のコインを2枚入れてこすれる際に発生する銀イオンAg+によってミルクが痛むのを防いだ歴史があり、他にも1928年に抗生剤(抗生物質)が発明される前は、コロイダルシルバーが抗生剤として使われていました。1930年代にはヨーロッパで銀イオン電解法を用いた飲料水の殺菌装置が開発され、浄水場に設置稼働されました。飲料水には銀イオン濃度(0.05ppm)で高いグラム陽性及びグラム陰性の微生物やウィルス等にも高い抗菌性能を発揮し、急性疾患(赤痢、発疹チフス、コレラ)をもたらす病原菌や大腸菌群、そのほかの細菌に対して極めて有効な消毒手段であることが明確であり、人体に毒性がないことが論文で明らかになっています。1944年にはアメリカ、フランス、西ドイツ、インド、中国でも水道水に銀イオン殺菌が採用されました。なお、添付資料「ナノ銀粒子の曝露 2020-10-11 04_44_15.pdf」によると、人に対するナノシルバーの暴露実験において、シナリオ1の吸入ばく露を除き、経皮、経口での暴露では、消費者の健康に対してリスクをもたらす可能性は低いと考えられる検証が行われた。アイセーブから発生する銀イオンAg+はナノシルバーよりもごく微量であるから、ナノ銀粒子の曝露おりも極めて安全性が高いと思われます。

アイセーブを含め放電管には水銀が入っています。アイセーブCCFLライトは水銀条例2020によって定められた基準値はクリアしております。ですから今後もアイセーブの製造も販売も問題ありません。現状、世界的に見て水銀を使っている照明(水銀灯、メタルハライド、ナトリウムランプ、蛍光灯、CCFL、UV紫外線殺菌ランプ、放電管等)がありますが、すぐには無くなることはありません。アイセーブの製造チームはCCFL管を自身で製造していますのでご安心ください。