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育成光線とは


 「育成光線」は遠赤外線の中でも熱効率の大きい4〜14μm(10μm 領域)の波⻑のものを指し、水を活性化したり
特に植物の成⻑を促進する作用があると言われ、「植物を育成する波⻑の光線」ということで「育成光線」と呼ばれています。
1981 年NASA の研究発表では、『太陽光線の中で
人体に最も有効に作用するものは遠赤外線で、その中
でも4〜14ミクロン波⻑の遠赤外線は人体に最も
深達⼒がある。育成光線と人体の分⼦との共鳴作用
により発⽣した熱エネルギーは、微細血管の拡張(血
流循環)や細胞の新陳代謝の促進効果があり、機能
向上に貢献する』というものでした。
つまり、「細胞の新陳代謝の促進」=「成⻑の促進」 ということになります。

また、育成光線は、太陽赤外光であると同時に「超微弱振動エネルギー体」でもあります。育成光線の振動波はテラヘルツ
帯で1秒間の振動数は約百兆回にもなります。例えば水の分⼦(H2O)は、6.27μm という育成光線の中の振動波⻑
と反応し、振動することがわかっています。通常、水の分⼦はイオン結合によってクラスターと呼ば
れる集合体になっていますが、振動を与えることで集合分⼦が細分化し、0.276nm の距離で
分⼦整列します。このような振動を与えた水分⼦は活性化するうえ、植物の浸透膜を通りやすく
もなるため、当然のように植物の成⻑が促進されるような現象が裏づけられることなります。
さらに赤外線波⻑λm=10μm周辺領域に対する換算温度をウィーンの変位法則で求めると、T=26.9℃となります。
これは おおむね20℃帯の動植物に適合した温度であるいうことです。
さて、実際の植物育成試験では、果物の栽培で遠赤外線(育成光線)をあてると発育が速くなることや、根の成⻑の促
進、⽣産収量の増大、鮮度維持向上等々が確認されています。
結論として、はっきりと解明はされていないながらも、「育成光線」は植物の成⻑に対して何らかの影響を確実に与えており、
植物の発芽や成⻑の促進、冷害、⼲ばつ等への耐候性の増大、収穫の増大、鮮度維持など様々な効果が期待できるの
です。