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光触媒の特長

※本ページは光触媒の特長を説明しており、本製品全体を機能を表すわけではありません。

光触媒による抗ウィルス効果のメカニズム

光触媒技術による「抗ウィルス効果」は、光触媒の「酸化分解作用」を利用しています。光触媒工業会は、光触媒の抗ウィルスメカニズムが「ウィルスの種類にかかわらず効果を発揮し、ウィルスの突然変異の影響を受けない」と公式に述べています。抗ウィルスについての詳細は、光触媒工業会の公式資料をご覧ください。光触媒工業会の説明はこちら

酸化チタン Tio2の光触媒とは

資料引用:株式会社富士通研究所

酸化チタンは、その名前が示す通り、チタンの酸化物であり、光電効果(光の照射により電気的な作用が発生する現象)を持つ金属酸化物の一つです。酸化チタンの有用な機能の一つとして、「光触媒」というものがあり、これは1972年に東京大学の本田教授と藤嶋教授によって発見された「ホンダ・フジシマ効果」です。酸化チタンが光を吸収すると、e-(電子)とh+(正孔)が発生します。空気中のO2はe-と反応し、H2Oはh+と反応し、それぞれ酸化チタン表面にO2-(スーパーオキサイドアニオン)と-OH(水酸ラジカル)という2種の活性酸素を発生させます。これを光触媒反応と呼びます。この光触媒から生成される活性酸素は、強力な酸化分解作用を持ち、有害有機物を中心にした化学結合を破壊し、水と二酸化炭素等にまで分解します。


酸化チタンのもう一つの作用として、親水性があります。酸化チタンに光が当たると、構成要素の一つである酸素(O)が、空気中の水分(H2O)と反応します。この反応により酸化チタン表面に親水基(-OH)が生成され、これが防汚機能として働き、表面を自己清浄化します。

光触媒の機能性


光触媒は、空気清浄(窒素酸化物、アセトアルデヒド、トルエン、ホルムアルデヒド、メチルメルカプタンなど)、水質浄化(ジメチルスルホキシド)、抗微生物作用(抗菌、抗カビ、防藻、抗ウィルス)に効果があります。

チタンアパタイトの特長

東京大学先端科学技術研究センターと富士通が共同開発した新しい酸化チタン素材は、有機物を特異的に吸着するヒドロキシアパタイトの機能と、有機物を水と二酸化炭素にまで完全に酸化分解する酸化チタン(光触媒)の機能を併せ持つチタンドープカルシウムヒドロキシアパタイトというものです。光触媒はウィルスや菌を瞬時に分解するわけではないため、これらを吸着して捕らえることが非常に重要となります。

チタンアパタイト特長

6段階臭気強度表示法による官能テスト

臭気テスト

アレルゲン物質の分解試験テスト

花粉の分解

インフルエンザウイルスの分解試験結果

ウイルステスト

抗菌などの公的機関における実証

エビデンス

アイセーブ抗菌CCFLへの光触媒の応用

蛍光灯の表面積

アイセーブ抗菌CCFLライトの直管40W形蛍光ランプの表面積は、A3用紙(1200平方センチメートル)とほぼ同じ面積を有しています。その面積に対して、吸着効果と光触媒反応が起こり、有害菌やウイルス、カビの胞子、臭いの粒子、ダニや花粉のタンパク質などを吸着し、水と二酸化炭素等にまで分解します。

蛍光灯が並んだ写真

部屋の天井には多数の蛍光灯が均一に配置されています。これらは、A3用紙の大きさに相当する吸着力と酸化分解力を持つ光触媒フィルターの蛍光灯として、空間を効率的に清潔にしていきます。

セルフクリーニング

※光触媒ミュージアム展示パネルから引用
光触媒の分解力と超親水性により、ランプ表面に付着した有機物の汚れはすべて短時間で分解されます。畜産業の糞尿やキッチンの油、工場のオイルミストなどが付着しても、これらは次第にセルフクリーニング機能で清潔になり、長期間にわたりメンテナンスフリーが実現します。