よくある質問

Q&A

製品効果について

① 天井に均一に配置された複数のアイセーブ抗菌蛍光灯が同時に働き、空気中に漂うウィルスのエアロゾルを吸着し捕らえます。その後、光触媒がこれらを酸化・分解することで、エアロゾルは極めて短時間で減少し、感染リスクが下がると考えられます。
② 銀イオンが発生し、空中に浮遊するウィルスや壁や機器に付着したウィルスを除菌します。同時に、これらの部分にコーティング効果をもたらし保護します。除菌後は、元の銀の原子とゼータ電位による銀自体の除菌力が働き、菌やウィルスの増殖を抑制すると考えられます。

できればカバーは外した方が効果はより高いです。
①カバーにより完全に密閉してしまう場合、光触媒は密閉カバーの中で起きる現象となります
②銀イオンは原子サイズなのでプラスティックカバーを透過して次第に出てくると考えています。

距離が離れていても、時間が経つと銀イオンが到達し効果が発揮されます。また、部屋の空気は暖かい空気が上昇し、冷たい空気が下降するという絶え間ない対流があり、これにより高天井に設置されたアイセーブ照明の光触媒が空気を浄化することが可能となります。公式には、高さ3mまでの天井高さが有効範囲とされています。

光触媒の効果は製品が点灯している限り、基本的に半永久的ですが、表面はコーティングを傷つけない程度に清掃をお願いします。一方、銀イオンは原子単位で消耗しますが、それでも長期間にわたって効果が持続すると認識しております。

はい、銀イオンは空間全体に広がり、光が当たらない箇所にも効果を発揮します。つまり、光の照射が届かない場所でも、銀イオンの効果により有効です。

                                   

カタログに記載されている効果範囲は、直管タイプが3.3㎡、電球型が1.5㎡、そして高さは3m程度となっておりますが、これらの数値は照明の光が届く範囲であり、あくまで一つの目安です。事実として、我々はこの空間容積において上海ICASという第三者機関によるエビデンス試験を行い、主な代表的な2種類の菌類をはじめとする約10種類の菌類に対する有効性を確認しています。光触媒の効果はライト表面にのみ発生しますから、抗菌ライトに近い場所であればあるほど実用性があると考えられます。しかし、実際にはこの範囲内の空気が浄化されると、部屋全体の空気が平均化し、徐々に全体の空気が浄化されていくのです。また、銀イオンはこの効果範囲を超えて飛んでいくため、除菌、消臭、防カビ効果はより広範囲に及びます。ある国立大学の畜産部門で非公式に行われた簡易試験では、馬舎(6畳・天井高3m)に直管40W形タイプのCCFL抗菌ライト1本を8時間点灯させたところ、部屋全体の浮遊菌が90%減少したという試験結果が得られています。したがって、目安の効果範囲を超えていても、時間が経つにつれて部屋全体に効果が拡散していきます。さらに、6畳の実空間におけるATP測定テスト、光が当たらない場所での菌数減少テスト、5分で換気する状況下での実空間試験でも、十分な効果が確認できました。

                                   

ライトの表面カバーに塗布した酸化チタンは、冷陰極管(CCFL)蛍光ランプから発生する微量の紫外線(365nm)を吸収します。これにより光触媒反応が起こり、強力な活性酸素(ヒドロキシラジカル-OHやスーパーオキシドアニオン O2-)が発生します。この活性酸素の酸化分解作用が細菌・ウィルス・花粉等の有機物や揮発性有機化合物、悪臭の原因物質を酸化分解します。光触媒の酸化分解力は塩素の3倍、オキシドールや次亜塩素酸の2倍、オゾンの1.5倍と非常に強力です。さらに、ナノシルバーが酸化チタンの助触媒として機能し、可視光にも反応する光触媒として働き、光触媒の反応をより強力にします。ライトが点灯していない状態でも、ランプに接触した浮遊菌やウィルス、カビの胞子等はチタンアパタイトが吸着し、ゼータ電位を持つナノシルバーによって直接殺菌されます。つまり、ライトが点灯していない状態でも一定の効果があります。ライトが点灯している時には、光触媒が有害な菌、ウィルス、カビの胞子、臭いの粒子、ダニや花粉等の有機物をキャッチして分解します。直管40W蛍光灯の表面積は10cm×120cmで、A3用紙1枚分の大きさと等しく、天井に均一に配置された蛍光灯は、365日間、吸着・除菌・分解を繰り返し、部屋全体の菌数や臭いを減少させる効果があると考えられます。この概念を理解することで、その効果を想像していただけるのではないでしょうか?

                                   

ライトの表面カバーにコーティングされたナノシルバーは、CCFLの放電管の電位(プラズマ放電のエネルギー)により電気分解され、銀イオン(Ag+)が発生します。銀イオンは空気中の水分子を介して空間に放出されているのではないかと弊社では考えています。銀イオンは200ピコ(1兆分の1メートルの単位)という微細な大きさで、細菌やウィルスの細胞膜を破壊します。銀イオンはアルコールのように揮発しにくく、持続的な殺菌力(抗菌力、静菌力)を持っています。1990年代にアリゾナ大学で行われた銀や銀イオンの殺菌効果の評価テストによれば、ブドウ球菌、サルモネラ菌、レジオネラ菌、赤痢菌、シュードモナス、ポリオウイルス、ロタウィルス、ヘルペスウィルス、ノロウィルス、インフルエンザウイルス等、650種類以上の大半の病原菌に対して強い殺菌効果があることが証明されたようです(この試験はアイセーブのものではありません)。現存する合成殺菌剤と比較して、より多種の細菌に対して抗菌効果を発揮し、耐性菌が生じにくい特性があります。また、微生物に対しては毒性を示しますが、人や動物に対しては非常に高い安全性を持っています。他の殺菌剤と併用することで殺菌力が強化され、銀イオンは効果的かつ確実に抗菌作用を発揮します。

アイセーブをカバー付きの蛍光灯器具やお風呂の防水カバーなどの照明器具に使用した場合の効果について説明します。光触媒反応は、アイセーブの表面で発生する現象であり、ランプカバーがあると、その内部に菌やウィルス、臭いが侵入しないため、光触媒の効果は発揮されません。しかし、銀イオン(Ag+)は原子レベルの大きさで、驚くべきことにWiFi電波のように薄いプラスチックを透過します。何もない場合と比べると、一部は遮られる可能性がありますが、時間が経つと少しずつ外部の空間に効果が現れます。例えば、防水カバー付きの浴室照明にCCFL抗菌電球を設置すると、浴室のカビが減少することが確認されています。これにより、気づかないうちにカビが生えにくい環境が作られます。これらの事実から、効果は半分程度にはなるかもしれませんが、完全に効果がなくなるわけではありません。なお、別途、表面カバーへの光触媒塗布加工サービスも提供しております。

細菌は2分裂によって数を2nと対数的に増やしていきます。したがって、抗菌CCFL照明を導入した場合、最初の24~72時間はしっかりと点灯させることで、部屋の菌数を大幅に減らすことができます。その後は通常の使用時間だけ点灯させていただくことで、菌数が少ない状態を維持することが可能です。また、発生した銀イオンは数時間の持続性があり、空間を漂い続けます。さらに壁や机に付着するとコーティング効果が生じ、菌を待ち伏せる効果が期待できます。この商品は導入して点灯を始めた直後よりも3日後、さらに30日後に、より深く、じわじわと効果が現れる商品です。

酸化チタンによる光触媒の効果は基本的に、ライト表面に接触する物質に対してのみ抗ウイルス、除菌、消臭、防カビ、花粉分解の効果があり、全ての有機物を水と二酸化炭素に分解します。また、家具や建材などから放出される防虫剤や有機溶剤などの揮発性有機化合物といった化学物質を分解・無毒化し、室内環境を浄化することが可能です。銀イオン(Ag+)は主に抗ウイルス、除菌、防カビの効果を発揮します。銀イオンによる消臭は、主に臭いを発生させる菌を減らすことで消臭効果を得られますが、ホルムアルデヒドやニコチンなどの化学物質も分解することがSGSや日本大学のテストにより確認されています。本製品の銀イオンの主な役割は、遠くの浮遊菌や壁などに付着した菌を除菌することです。

銀イオンは塩素系除菌剤と相性が良く、相乗効果が期待できます。塩素の使用量を減らすことが可能で、互いの効果を増強する効果があります。また、銀イオンはアルコール系とも相性が良いです。銀イオンは抗菌性と持続性に優れ、一方、アルコールは揮発性が高く即効性はあるものの、持続性には欠けます。この二つの特性を巧みに利用し、銀イオンとアルコールを併用することで、除菌や抗菌効果を長続きさせることができます。毎日ライトが点灯することで銀イオンが継続的に放出され、抗菌効果が徐々に強まります。それに伴い銀イオンの抗菌効果も長続きし、アルコールによる消毒の間隔が徐々に延びるという効果があります。

本製品によって野菜や果物の鮮度が保たれる理由は、①光触媒が農産物から発生する老化物質エチレンガスを二酸化炭素と水に分解し、野菜・果物・生花の劣化速度を抑制することで、鮮度を維持します。②銀イオンが離れた場所に置かれた野菜や果物のカビや有害菌を除去します。微生物の増殖を抑えることで、野菜や果物が腐りにくくなります。詳細については、当該動画も参照ください。

銀イオンは、プラズモン共鳴に基づき、可視光照射により光エネルギーを吸収したナノシルバー(Ag)から電子が移動する光誘起電荷分離により、原子としての銀(Ag)から電子が外れ、陽イオンとしての銀イオン(Ag+)として存在します。しかし再び紫外光を照射すると、酸化チタンが励起され、銀イオンはナノシルバーに還元されます。つまり、放出された電子が再び銀イオン(Ag+)に取り込まれ、中性の銀原子(Ag)となることで、元の表面カバーのナノシルバーに戻る部分が存在します。また、還元力(電子を放出して相手に与える力)が弱い銀(Ag)が電子を放出し銀イオン(Ag+)になったものは、金属イオンの中でも電子を受け取りやすい状態になります。銀イオンは、近くに酸化しやすい物質があれば電子を奪い、銀に戻る性質を利用して殺菌効果を発揮します。この殺菌効果は、銀イオンが消費され尽くすまで続きます。さらに、銀イオンが銀の原子状態に戻ると、その部分は原子レベルで抗菌性を持ち、菌が繁殖しにくい環境を作り出します。

                                   

酸化チタンは変化せずに光触媒として働き、光源(通常は紫外線)がある限り活性酸素を発生させ、有機物を分解し続けることができます。これにより抗ウィルス、除菌、消臭、防カビ、花粉の分解等の効果が得られ、光がある限りその効果は半永久的といえます。一方、ナノシルバーは、放電管の電位を利用して電気分解を起こし、銀イオンを発生させます。銀イオンは原子レベルで少しずつ溶出するため、一度に全てが消費されることはありません。さらに、銀イオンは還元作用も持っているため、銀イオンが銀に戻り、再び銀イオンを発生させる可能性があります。これにより、CCFL照明は長期間にわたり継続的に抗菌・抗ウィルス効果を発揮することができると考えています。

実験結果は主に30cm、または100cmの距離での測定に基づいています。これを超える範囲を測定できる検査機関は国内には存在せず、実際のフィールドテストでは周囲の環境に左右されやすいため、特別な試験が必要となり、それに伴い費用が大きくなります。光触媒の効果は、酸化チタン等が塗布された表面にのみ現れます。したがって、30cm離れた場所に存在する付着菌やウィルスに対する効果は、銀イオンの働きと考えられます。

抗菌CCFL電球のラインナップには、マイナスイオン抗菌電球(B-011HI-X)という別の種類もあります。この電球は、光触媒と銀イオンの効果に加え、第3の効果としてマイナスイオンによる作用が期待されます。電球は点灯すると同時に62万個/cm3以上のマイナスイオンを発生し、それを天井からシャワーのように効率的に拡散することが可能です。自然豊かな場所、例えば滝や森林ではマイナスイオンが多く、一方で都市などの空気が汚れた場所ではプラスイオンが多く存在します。マイナスイオンは、空気中のプラス分子(ホコリ・チリ・カビ等)と結合し、それらを中和します。一般的に、マイナスイオンは生活臭やタバコ臭の消臭効果、タバコの煙やPM2.5等の粒子やアレルギーの原因となる花粉やホコリ、化学物質VOCの微粒子を抑制する効果、細菌・ウィルスの感染予防、静電気の抑制、そして体のリラクゼーション効果などが知られています。動画をご覧ください。

従来の蛍光灯は、熱陰極管(HCFL)と呼ばれ、電極を加熱してエミッタから電子を放出します。それに対して、新しい種類の蛍光灯である冷陰極管(CCFL:Cold Cathode Fluorescent Lamp)は、電極を加熱せずに電子を放出し、点灯します。フィラメントを持たないため、管単体として80,000時間以上の長寿命を実現し、100,000回以上のON/OFFを繰り返しても寿命が劣化しません。さらに演色性や輝度が高く、少ない消費電力で明るく照らすことができます。ニコラ・テスラの発明した蛍光灯の歴史を引き継ぎ、冷陰極管は40年以上前からモニターのバックライト光源等の産業機器光源として用いられ、10年ほど前からは照明分野でも広く使われるようになりました。国内では6000千社以上に対し、累計で約80万本のCCFLライトが販売され、世界累計では150万本を超える販売実績があります。私たちの会社で2011年頃に販売したCCFL蛍光灯は低不良率で、40,000時間を超えても未だに明るく点灯し続けている現場が多くあります。

細菌やウイルス、カビ、化学物質に対する各種試験データは、過去に製造した旧型製品やOEM供給先で取得したものを含む第三者機関で行われたものです。すべてがアイセーブ製品で取得したものではなく、同等品製品で取得したデータも混在しています。本ページでは、民間及び公的大学を含む第三者試験機関で実施した、アイセーブ抗菌CCFLライトを用いた試験報告のプレスリリースをまとめて掲載しています。なお、掲載されているのは厳格な条件下で行われたアイセーブ抗菌CCFLライトの抗菌試験結果であり、報告書には「不活化」「殺菌」などの表現が含まれています。ただし、本製品は医療機器ではないため、薬事法に従い、特定のウイルス感染症や菌類に対する性能を保証するものではありません。

アイセーブCCFL蛍光灯の設計寿命は、40000時間(直管の場合は50000時間)であり、定格寿命は10年とされています。一般的なオフィス環境であれば、10時間/日×25日/月×12月/年×10年=30,000時間となり、これは約13.3年に相当します。24時間連続で使用すると、24時間/日×365日/年=8760時間/年となり、これは約5年に相当します。LED照明の場合、40000時間という寿命は主に部品のコンデンサの寿命を指すことが多いですが、アイセーブCCFL照明では、CCFL管壁温度が高くならないため、内蔵されている電解コンデンサの寿命にはあまり影響がありません。アイセーブCCFL照明の設計寿命40000時間とは、初期の明るさが70%に低下する時点を指します(24時間点灯の場合は30000時間)。使用環境によっては50000時間以上点灯する場合もあります。例えば、50000時間経過後でも、光の強度は60%以上維持されます。従来のFLR蛍光灯では、初期の照度が1m直下で340Luxで、寿命時には230Lux程度になりますが、アイセーブでは初期照度が480Luxで、50000時間経過後でも280Lux程度を保つことができます。また、電源が内蔵されているため、寿命に達した時には、蛍光灯部分のみを交換すれば良く、従業員でも簡単に交換が可能です。これは、寿命時に電気工事が必要な電源外部型のLED照明とは異なります。定格寿命が10年とされているのは、使用部材の劣化を考慮した結果であり、また「10年ノンメンテナンスで長持ち」というキャッチフレーズとしても使用されています。

                                   

富士通のチタンアパタイト資料には、アレルゲン物質の無害化という記述があります。和歌山県立医科大学のエビデンスでは、ダニと花粉アレルゲンを99.6%以上無害化したとされています。また、過去に私たちの製品を導入したお客様からは、花粉症が軽減したという感想がいくつも寄せられています。さらに、模擬手術室の浮遊塵埃数・浮遊細菌採取テストでは、PM2.5等の浮遊塵埃を減らせるテスト結果が、日本有数の手術室設計企業、セントラルユニ様の試験により明らかにされています。これらの情報を総合すると、アイセーブは、ライト表面のチタンアパタイトによる吸着効果により、空中に浮遊する花粉を捕獲し、光触媒による分解メカニズムを発揮して、室内の花粉(アレルゲン)を減らすことができると考えられます。これにより、アレルギー反応を発症させないクリーンな部屋に近づけることが可能だと考えています。この考え方は、花粉だけでなく、カビや化学物質によるアレルゲンが原因となるいくつかの症状にも有用だと思われます。